太田幸夫会員(78年)の紹介記事が東京新聞に掲載されました

  • 2013.10.30

ピクトグラムの第1人者で、非常口サインの考案者として有名な太田幸夫会員(78年)のインタビュー記事が、東京新聞(2013年10月27日朝刊)に掲載されました。添付のPDFファイルをクリックしてご覧ください。
「ohta_yukio.pdf」をダウンロード
「ohta_yukio2.pdf」をダウンロード

以下は記事に関する太田会員からのメッセージです。

国際規格の非常口サインとその後に国家規格になって全国で使われ
いる避難場所表示サインのどちらも、太田がデザインしてきました。
ところがその両者の間をつなぐ誘導の手立てが何もなされず空白で
災害時に非常口から道路に出た後、避難する方向がよく分からない
状態のままです。
この空白を埋めて全ての人の命を守るため、関係学会と多業種80名
余りの協力を得て避難誘導サイン・トータルシステム(RGSS)とよぶ
民間主導型恊働プロジェクトを、太田が中心になって進めており、
先月、第2回目の実証実験で高い評価と重要な知見を得ましたので、
11月5日(火)14:00~15:00 の1時間、都庁内で記者会見し発表致し
ます。
昨年実施した第1回避難誘導サイン現地シミュレーションによる実
調査に関しては、すでに日本政府が Design for Life と謳って、電子出版で
世界に向け配信しています。
インターネットでHighlighting JAPANを開き、PictogramとYukio Otaの
キーワードを入力してクリックするとトップページに出てきます。
2つ目のトピック Evacuation Guidance in pictogramがそれで、昨年は
30種類、100点の試作品を公道に取り付けて実証実験したのが、今回は
わずか2種類、220点で有効性が裏付けられ、全国バージョンに近づき
ました。
どうぞご覧ください。