East West Centerとの出会い(APLP 2009-2010、横手仁美)

  • 2021.3.18

私とEast West Center(EWC)の一番最初の接点は1997年、ニューデリーでした。1997年当時、私は独身で、日系大手企業で勤務しており、インドにソフトウェア開発研究の拠点を設立するための準備でインドに出張をしておりました。そこで出会ったハワイ在住のご夫婦にEWCを紹介され、私は2009年にEWCのシグネチャ―プログラムと言われるAsia Pacific Leadership Program (APLP)に参加することになったのでした。

当時の勤務先の会社はニューデリーに子会社があり、出張中は会議がいくつも予定されていたのですが、スケジュール変更により1日ぽっかりスケジュールがあいた日が出来てしまい、現地社員の勧めで女性一人でも安心して参加できるバスツアーで、タージマハールを訪問しました。偶然にもそのバスにはEWC関係者が搭乗しており、終日一緒に過ごしたのです。休憩の時や食事の時など、あたかも私を守るように誘ってくれて、一緒に楽しい時を持ちました。別れ際にはお互いの連絡先を交換し、交流が続きました。結婚後はハワイに「ハネムーンにおいで」、とお誘いをいただき、夫と共にホノルルのご夫妻宅にも滞在させていただきました。そして、何度も何度もEWCという単語を聴かされ、APLPというプログラムについても伺いました。時が流れ、私は転職を経て、次のステップを考えるタイミングでついに2009年にAPLPに参加をしたのです。

このご夫婦は、Puongpun & Thanh Lo Sananikoneさんで、EWCAのカンファレンスがニューデリーで開催されていたので現地を訪問されており、出会い以降、彼らは私のメンターのような存在になってます。ラオスご出身のご主人、Puongpunさんと、ベトナムご出身のご夫人Thanh LoさんはEWCで出会い結婚されたカップルで、EWCに献身的な奉仕をされています。PuongpunさんはEWC本部のBoard of GovernorのChairman 務められた経緯もあります。APLP期間中はもとより、現在に至るまでずっと交流させていただき、何かにつけアドバイス・ご指導をいただいております。いつまでも長生きしていただきたい大切な存在です。

横手仁美